ガリバーの冒険(原作:スウィフトの童話)

あるところ、青年が一人で船の旅へ出ました。
船は嵐にあい、ガリバーは船の上で気絶していました。

気がついたら、そこは知らない島。
体の上では小さな指ほどの小人がいっぱいいます。
よく見ると、小人はみんな女でした。

「何をしている?!」

「この島には男がおりませぬ。だから、男は逃げないようにこうやって縛りとめておくのです。」

ふと自分の姿を見ると、ガリバーは全裸にされていました。
そして、土の上でガリバーは縛られていたのでした。


小さな女たちは、ガリバーの胸毛を自分のカラダに絡みまわしたり、座って愛撫したりしています。
へその中に落ちて、助けを求めている女もいました。
そして、ガリバーの肉棒の周りでは、大勢の女小人たちが集まり、そびえたったそのモノを見上げています。
すでに、茂みに立ち入った女もいます。
匂いを嗅ぎ、目を細めている女もいます。

あまりにも、たくさんの女たちが肉棒の周りに密集したため、ガリバーもつい気持ちよくなって膨張がはじまりました。

そのうち、頂の先から、汁が湧き出てきました。
それを女たちは、舐めたり体にこすりつけたりしています。
われ先に、と這い上がろうとしている女もいました。
大勢の女たちのあえぎ声が、ガリバーにははっきり聞こえてきました。

「大きくて、太くて、なんてすばらしいの。」

「こんなすごいものがあったなんて・・・・。」

そんな声を聞いていると、ガリバーもたまらなくなりました。
しかし、相手が小人ではただよじ登られるだけです。

「お願いだ。なんとかしてくれ。僕は今にも気が狂いそうだ!!」

「あなたのものを握れる女も、咥えられる女もおりませぬ。どうか、ご自分の手でおイキなさい。」

ガリバーの右手が、はずされました。

女性たちは一歩下がり、様子を見ています。
ガリバーは、“はちきれんばかりのもの”を自分の手でこすりはじめました。

カラダの上に乗っている女たちは、大地震が来たときのように揺れる地面にしゃがみこみ、じっとガリバーの手の動きをみながら、歓喜の声をあげています。

とうとう、ガリバーの下半身は大噴火のような勢いで、爆発してしまいました。

白い大量の液体が、先端から流れこぼれます。
また大粒の固まりが、そこらへんに飛び散っています。

女たちは目を輝かせ、それらをカラダ中に塗りつけています。
へそには白い沼ができて、それに入るための順番待ちができています。
柄杓を持ってすくい上げ、壷に入れている女もいました。
「冷たい場所で保存すると、何ヶ月かは持つでしょう。とても高く売れるのですよ。」

ガリバーはくすぐったく女たちを振り払おうとしましたが、いつのまにかまた手が縛られていました。


それからというもの、毎日決まった時間に鐘がなり、ぞろぞろと女たちが集まってくるのです。
そしてガリバーの白い液を体中に塗りつけ、去っていくのです。

女たちは、ガリバーのために、新しい用具を作っていました。
それは大きな筒のようなもので、中身はよくわかりません。
しかし、その筒に入れられると、ガリバーは同じ人間の女のあそこに入っているような感じがしました。
生ぬるくて、ヌメリがあり、ギュッと締め付けるのです。

「僕はこのままこの島で、生気を吸われながら死んでいくのだろうか・・・」


ある夜、ガリバーは縄をなんとかはずし、逃げることができました。
乗ってきた船を見つけ、新しい“未知の世界”へまた、旅立つのでした。




ガリバーの冒険日記より



女というのはなんと貪欲な生き物なのだろう。
もう少しで、僕の“自由”と“生気”を奪われてしまうところだった。




数ヶ月後・・・
風のうわさで知らされた。
「小人の国に、たくさんの子供たちが生まれた」と。




数年後・・・
最近、僕も子供がほしくなった。
そういえば、あの小人たちには、息子は生まれたのだろうか?
彼らは、今頃・・・。